安藤 史子(フルート)
神戸女学院大学音楽学部卒業。
在学中、ハンナ・ギューリック・スエヒロ奨学金を受賞。渡仏、パリ・エコール・ノルマル音楽院よりフルートと室内楽の最高位のディプロマを取得し卒業。フルートを津田公子、曽根亮一、加藤元章、クリスチャン・ラルデ、ピエール=イヴ・アルトーの各氏に室内楽をダリア・オボラ氏に師事。
帰国後、大阪・東京でのリサイタル、NHK-FM出演、オーケストラとの協演、M・ラリュー氏とデュオコンサート等でソリストとして目覚しい活動を展開。
1997年ブラジル政府の招聘により5都市で公演。国内外の多数の演奏会に出演。2008年3月には一柳慧氏プロデュースの「アンサンブルオリジン・アメリカ公演」カーネギーホール(ザンケルホール)にてソリストを務める。
7月にはラトビアで開かれた音楽祭に招待されラトビアの現代作曲家の作品を取り上げたリサイタルを開催。2008年より室内楽の魅力シリーズを企画し、珍しい作品を紹介する事にも力を注いでいる。2013年、シンガポールのフルートフェスティバル、2014年3月にトンヨン国際音楽祭に出演。これまでに"Decollage"、"Moment"、"そよ風のたより"の3枚のCDをリリースしている。
第3回日本管打楽器コンクール、第3、4回日本フルートコンベンションコンクール、第1回日本木管コンクール入賞。兵庫県新進芸術家奨励賞、大阪文化祭奨励賞、第1回松方ホール音楽賞大賞、第29回神戸灘ライオンズクラブ音楽賞受賞。
現在、フェリーチェ音楽院、神戸女学院大学、同志社女子大学講師。いずみシンフォニエッタ大阪のメンバー。
開講日 |
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- ベルノルド:アンブッシャーのテクニック
- アルテス I~III
- タファネル&ゴーベール:17の日課練習
- ケーラー:エチュード
- アンデルセン:エチュード
- 名曲集
フルートの魅力は何といっても美しく優雅に響く音色です。その美しい音色作りとともに曲を中心にレッスンを進めていきます。
なかなか思うように行かない普段の悩みを解決し、より楽しく楽器が演奏出来るように、一緒に勉強していきたいと思います。
個々のレベルや希望曲に対応したプログラムでレッスンをしています。
初めてフルートを手にした時はとんでもない楽器を選んでしまったと少し後悔しました。というのも息は続かないし、腕は痛くなるし、なかなかいい音が出なかったからです。
それでも半年も経てば音も段々出るようになり、そのうちランパルやゴールウェイのレコードにあわせて上手になった気分で楽しくいろいろな曲を吹けるようになりました。真似ることから始まったフルートの練習ですが、いいトレーニングになったように思います。
大学を卒業し、フランス留学を経て今はフリーのフルート奏者としてまた大学講師として活動しています。フルートが生活の大部分を占めていますが、音楽が出来る環境に感謝する毎日です。
ここ何年も多くの生徒さんたちとフルートを勉強してきました。それぞれ皆さんいろいろな悩みを持ってレッスンに来られますが、どの角度からアプローチしてもやはり最終的に行き着くところはいい音色の追求です。
一人一人奏でる音色は違いますが、よりフルートを楽しめるように個性を生かしつつ、より良い音楽作りのお手伝いが出来れば嬉しいです。
一緒にフルートを吹いてみませんか!!