松永芙紗子 より
2012年06月02日
チェロ講師ギアさん 今日グルジアに帰られます。
昨夜、後援会めごばり会の皆様のご支援で「お別れ会」がありました。
そう、ギアさんは5月29日(火)、近大病院でお亡くなりになりました。
とてもお酒が好きだったギアさんは、ちょっと肝臓の病気がありました。
でも、死因はそうでなく、富田林の自宅前でこけられ、頭を打ってしまったことだそうです。
それでもギアさんは救急車の方に
「大丈夫、大丈夫!」と・・・・・・
いつも私が、「お酒を飲みすぎたらダメですよ」と言った時、
「ワタシ、ダイジョーブ、ダイジョーブ」
と、口癖で云っていました。
病院のお医者様にも「大丈夫、大丈夫・・・」
そんなことないのに・・・・・・
ギアさんとは、私が十数年前に大阪シンフォニカとの共演でカルメンの‘ハバネラ’を歌った時、
チェロのソロで、すばらしい音色で私をリードして下さいました。
それからしばらくして、国際楽器社の社長である、主人のところで意気投合し、
チェロの講師としておつきあいがはじまりました。
グルジア人としてのほこり高きギアさん。
今日、ご家族とご一緒に飛行機で帰国し、大好きなグルジアで永遠のねむりにつかれます。
日本に単身でこられ、とてもさびしい時もあったと思います。
どうぞご家族のおられるグルジアで安らかに、おねむり下さい。
そして、貴方の指導された生徒さんが成長されるのを、
天国からお見守り下さい。
さようなら ギアさん!
松永芙紗子